🛶Rock The Boat〜愛の航海🎙The Hues Corporation euphoria💟music〜多幸感💛音楽🎶洋楽Soul🤎Disco編🇺🇸

70年代中頃一世を風にした女1、男2のヴォーカル・グループ、”ヒューズ・コーポレーション“。世界初✨のディスコ🌐ヒット曲‼️の1曲としても有名な代表曲”Rock The Boat“(1974年)（邦題:愛の航海)をはじめポップでダンサブルな名曲！この曲はとてもお洒落だと当時は感じた。🤠

オイラが18歳の頃、神戸の北野の六甲荘の近くに、オイラがよく通ったPUB 『Lamp・Post』という店があった。林君という、カーリーヘアに小太りの気の良いオーナーと奥さん（名前忘れちゃった）と２人でやっていたPUBだ。神戸の遊び人やワルが多く集まる店だった。

黄色の丸で囲っている場所にランプ・ポストがあった。

それこそ、サンペンから神戸市内の各私立高校のワルや、カナディアン、マリストの遊び人、女子高では神戸松蔭の女子、ＵＳ（甲南女子大）もよく来ていた。オイラが大人の階段を昇っていた頃にによく飲みに行っていた。

今でも忘れられないエピソードがある。オイラの高校には”司”という、喧嘩がメッチャ強い連れがいた。三宮で悪い奴らはみんな司の名前は知っていた。ただ喧嘩が強いだけでなく、エクボの出来る可愛い顔をしていて、お洒落なIVYファッションを抜群のセンスで着こなしていた男だった。それに、話がめちゃくちゃ面白いストーリー・テラーでもあった。

司が目を輝かせて同じ話を何度しても、オチや結末が解っていてもゲラゲラ🤣🤣と、笑ってしまうのだ。それは話をするのがとても巧みだからだ。オイラ話のネタにいくつかされていたけど、自分の鈍臭い話をされても笑ってしまうくらいオモロイのだ！(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

その『Lamp・Post』での話だ。俺と司とあと2人、計4人で行ったときの話だ。カランコロンと、木製の重い🚪扉を開けると、ボックス全て、ガラの悪いリーゼントヘアの男で埋め尽くされていた。マリストの垢抜けた奴らもいた。でも、司の為の入口から左のボックス席を空けてくれていた。リーゼントのワルはみんな司に会釈をしていた。オイラは全く知らない奴らだった。

俺達はボックスに座って取り敢えずビール🍻で乾杯し、司はボックスにズラリと並んでいる奴らを一瞥をくれて俺達にこう言った。司は奴らの顔は知ってるみたいだった。

司「お前ら、オモロイもん見せたろか！(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」

司は俺達にイタズラっ子っぽい顔をして俺達にそう言った。

俺「何や？？」

司「まぁ、見とけや」

と、エクボを出して(￣ー￣)ﾆﾔﾘと笑いながらショートホープ🚬の煙草だけをテーブルに出してその空箱を左端のボックスの男に放り投げたのだ。

俺「一体何や？？」

司「もうすぐ戻ってくるやろ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」

俺「誰がや？？」

司「誰がとちゃうわい！ショートホープの箱やがな(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」

そうこう言ってるうちに10分くらいでそのショートホープの空箱を右端のリーゼントが「はい！」と言って司に渡してきた。司は「オゥ！」と、言ってその空箱を受取った。司はおもむろにその空箱を引き出すとなんと、そこには1000円札が4枚入っていた。

司「コレで飲めるやろ？😀」

と言いながら司は、ボックスの奴らに手を上げて微笑んでいた。

俺「凄げえーな！お前！Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ」

4000円はボックスに座っていた奴らのカンパなのだ。体の良い無言のカツアゲやだ🥶

司の凄さを！目の当たりにして俺は、「この男って！🥶なんちゅう奴や！」と、改めてその凄さに感服したものだ。

その時にも店内ではポップな”Rock The Boat〜愛の航海”が、流れていたのを覚えている。

もう1曲『Lamp・Post』で、よくかかってたのがコレだ。

『男は、BAR🥃に通うことで、大人になってゆくもの』

司がいなくなってもう5年が経った…