❝初恋の通り雨❞は、おいらが尾崎亜美の作品♬の中で一番好きな曲だ。1977年7月20日リリースで、おいらが大学生の頃、カーコンポでよく聴いた。軽快なリム・ショットがご機嫌なチューン🎶だ!( ꈍᴗꈍ)鬱陶しい梅雨空を晴らしてくれる🌤️ような気分になるとても美しい曲だと思う。🤠
尾崎亜美いわく、「杉真理さんが大好きなポップスの世界。私もね!やっぱり大好きなんですよね。その時代の音楽に影響を受けてというかちょっとパロディっぽい感じで作った歌」パロディの元曲は、1967年のThe Cowsillsの❝The Rain, The Park and Other Things❞(邦題:雨に消えた初恋) なのだろう。歌詞の世界観が似ているし、出だしの雨の音は頂いちゃってるね。
男性が雨の中で微笑んでくる女の子と出会うという曲で、女の子は男の手をとって雨の中の公園を一緒に歩くのだが太陽が顔をだすと突然彼女は消えてしまう。彼女は雨の妖精だったのか…という歌詞の内容。
1977年6月5日にリリースされた2ndアルバムMIND DROPSからのシングルカット。アルバムMIND DROPSの編曲&プロデューサーも松任谷正隆。
タイトルは荒井由実のアイデアだという。このアルバムは雨に関する曲が多く、❝涙の雨❞ ❝初恋の通り雨❞ ❝さよならを言うために❞等
この頃の松任谷正隆は八面六臂の活躍で、荒井由実のアレンジャーとして、尾崎亜美のプロデューサーとして、石川セリのアレンジャーとして、ティン・パン・アレーのキーボーディストとしても活躍している。尾崎亜美は当時、荒井由実のライバルとして当時、学生に人気があった。石川セリも荒井由実の対抗馬として人気を博した。後に、正隆ちゃんはユーミンと結婚し、尾崎亜美はサディスティック・ミカ・バンドのベーシスト、小原礼、石川セリは井上陽水とそれぞれ結婚した。

’77名盤2NDアルバム!デビュー作に続き松任谷正隆プロデュース作品。バックの演奏は鈴木茂、林立夫のティン・パン・アレー組の他、南佳孝、高水健司、後藤次利、斉藤ノブ、村岡建、伊集加代子、タイム・ファイヴ等が参加。
ソフト・ボッサの名曲✨️❝太陽のひとりごと❞ デュエットは芥川澄夫。(芥川澄夫さんて、皆さん知ってます🤓?あの、トワ・エ・モアの男性ですよ🤠)声を聞けばなんとなくわかるハズです。🤠
林立夫のタイトなドラミングも見事なグルーヴィー・ミッド・チューン🎶は、❝BYE BYE MR.RANDOM❞ ディキシー・ランド調な南佳孝とのウキウキなスウィンギン・デュエット❝うわさの男❞ 雨が晴れたグルーヴィー🎶チューン❝BOOMING CRACKER❞、そして、タイム・ファイヴ、伊集加代子グループらのコーラス・ワークが光るシングル・カット名曲✨️❝初恋の通り雨❞ 等、全編クオリティの高い✨️シティ・ポップス名盤✨️2nd!
【MIND DROPS 参加ミュージシャン】

この翌年に杏里に❝オリビアを聴きながら❞を提供、ソングライターとしての地位を不動にすることになった。荒井由実の対抗馬と思わせるだけの活躍をした。
こんなにも力強い”オリヴィアを聴きながら”
を聴いたのは初めて…感動した(TT)

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