KC(K.C.と表記されることもある)こと、ヴォーカル兼キーボード担当のハリー・ウェイン・ケイシーと、ベース担当のリチャード・フィンチ(Richard Finch)が中心となって1973年に結成されたバンド”KC and the Sunshine Band“

“That’s The Way (I Like It)“は、両者による共作。後に激しいメンバー・チェンジをくり返しながらも活動を続けていたが、1984年にいったん解散。1993年に活動を再開したのは、彼らが標榜していたディスコミュージックの再ブーム
が到来したからだと言われている。
ディスコ・ミュージックが隆盛を極めていた1970年代、その体現者は黒人達とは限らなかった。また、人種混合のバンドも結構多かった。”That’s The Way (I Like It)”の“全米ヒット・チャート
を制覇!した爆発的
ヒット”ゲット・ダウン・トゥナイト“に続く超強力ヒット
1975年”That’s The Way (I Like It)”は、彼らが初めて全米
チャートでNo.1
を獲得した”Get Down Tonight“(1975年R&B
チャートでもこのNo.1
ヒット
”That’s The Way (I Like It)“に続く全米
No.1ヒット
である。”(Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty“(1976)も全米
No.1
に輝いた。立て続けに3曲もの全米
No.1
ヒット
を放ったのは快挙
思い出したけど”Get Down Tonight”は、テレビで、梅田のディスコ『アストロ・メカニクール』のCMに使われていた。薄っすら覚えているのが四角い卵が割れた映像にイントロがとても合っていた。確か梅田阪急ファイブの地下にあったディスコだ。
1975年のディスコで日本中のディスコでオン・エアされたのがこの”ザッツ・ザ・ウェイ”だった。次点のオン・エア回数ではBANZAIの”チャイニーズ・カンフー”とシルヴァー・コンベンションの”フライ・ロビン・フライ”だった。

90年代初頭にBlue Note大阪店の、ライブに行った。バンドは割と大所帯なのでBlue Noteのステージではちょっと手狭だったことを覚えている。ブラスやダンサーを大幅に間引いていたんだと思う。KC&ザ・サンシャイン・バンドのライブを観た人はほとんどいないと思うので、とても貴重な体験だったと思う。


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